子宮卵管造影検査は痛いから怖い!?痛みの過度な心配はしないで!
※ひよこいキャンパスは、多嚢胞性卵巣症候群の不妊治療による妊活を経験した妻のひよこいがナビゲートします♪
こんにちは!多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活をしていた、ひよこいです。
あなたは、子宮卵管造影検査の痛みについてご存知でしょうか?
子宮卵管造影検査は痛みがある。すごく痛いらしい・・・・
そんな話やうわさを聞いたことがある人は多いはず。
よく妊活雑誌などでも、最も痛かった検査で1位になっているので、いざ自分が子宮卵管造影検査を受けようとする場合は、かなり躊躇してしまいますし怖くなります。
でも、そんなに怖がらないでください。
痛みがないことはありませんが、過度に心配しすぎる必要もありません。
何も知らずになんとなく痛い、怖いと思うのではなく、なんで子宮卵管造影検査は痛いことがあるのかを知っておけば、ああそういうことかと気持ちが少しは楽になるはずです。
ここでは子宮卵管造影検査の痛みの秘密についてのお話をしたいと思います。
それではひよこいキャンパス、不妊治療の教室「子宮卵管造影検査は痛いから怖い!?痛みの過度な心配はしないで下さい」のはじまりです!
子宮卵管造影検査は生理痛よりもちょっと痛い感じですが、怖がるほどではありませんでした
子宮卵管造影検査が痛いかどうか。と聞かれれば全く痛みがないわけではないと私は答えます。
生理痛よりちょっと痛い感じですが、うわさに聞くような叫ぶような痛みや苦痛ではないのが実際のところでした。痛みの感じ方は、千差万別ですが、私はそれほど痛みに強いほうではありません。
なので子宮卵管造影検査を受ける前はかなりびくびくしていましたが、終わってしまえばこんなものかなという感じです。
どうしても、人間は安心でいる情報よりも、不安な情報のほうが心に残りやすいです。
子宮卵管造影検査が痛すぎた!という方法を雑誌で見てしまったら、いくらたいしたことなかったよという情報をあとから知っても、心に残るのは、「子宮卵管造影検査は痛い!」というイメージだけのはず。
だからこそ、私は子宮卵管造影検査については不安になりすぎないで欲しいと思います。なかにはすごく痛かったと言う人もいますが、たいしたことなかったと言う人もたくさんいます。
なんで子宮卵管造影検査で痛みが出るの?痛いと感じる二つの理由
子宮卵管造影検査が痛いと感じるのには、二つの理由があります。
1.卵管が詰まっている
子宮卵管造影検査は、卵管のつまりをチェックする検査です。
詰まりをチェックする過程で、もしも詰まっていたら卵管の詰まりを解消することも出来るので、検査と治療両方の意図があります。
子宮卵管造影検査をしても卵管のつまりがない人は、さほど痛みは感じませんし、卵管が詰まっている人でも必ずしも激痛を伴うわけではありません。
2.医師の技術
子宮卵管造影検査が痛いかどうかを左右するのは、医師の技術にもよります。卵管が詰まっていても医師の技術が高ければ、たいして痛くない人は多いのです。
言い方をかえると、卵管が詰まっていなくても、医師の技術が低ければ痛い、、、、ということもありえるんですね。
子宮卵管造影検査中に痛みを感じる二つのポイント
子宮卵管造影検査が痛いと感じるのは、検査中の二つの過程にあります。
痛いポイントは2か所あります。まず1つは子宮の中に管を入れて風船を膨らます時です。これは管が抜けないようにするためと造影剤が膣内に逆流しないようにするために必要です。子宮が圧迫されるので痛みが出ます。
2つめは造影剤を卵管に流すときです。通常1-2分間くらいで造影は終わりますが、卵管は非常に細い管で、油性の造影剤が卵管を流れるときに強い痛みを感じることがあります。引用元:恵愛生殖医療クリニック志木より
1.子宮の中で風船を膨らますとき
子宮卵管造影検査は子宮の中に風船のようなものが付いた細い管を入れて検査します。
管を入れた後、子宮の出入り口をふさぐために風船を膨らまします。
ふさぐことで管が抜けるのを抑えるのと、造影剤が子宮の外に漏れないようにするためですが、風船を膨らますと子宮が圧迫されるので、その際に痛みが感じられます。
痛みそのものは、生理痛のちょっと痛みが強い感じのものというイメージです。
2.卵管に造影剤を流すとき
子宮を風船で膨らました後には、造影剤を流していきます。造影剤を入れることでレントゲンで卵管の様子を観察できるようになります。
卵管に造影剤を流すときに痛みを感じることがありますが、卵管が詰まっていない人の場合はさほど痛みを感じないこともあります。
これは個人の卵管の状態によっても左右されますし、さきほどお話した医師の技術にも左右されます。
少しでも痛みを緩和したい人は事前に座薬などの鎮痛剤を処方してもらうことも出来ますので、検査前に相談するようにしましょう。
子宮卵管造影検査が痛くならないためのコツ
子宮卵管造影検査は医師の技術によって、痛みが左右される側面があります。
卵管造影を痛くなく行うコツがあります。最初固定のためにバルーンを入れるのですがその際に少量の水を入れる事です。
たくさん入れたらほぼ痛くなります。そして造影剤はゆっくり入れる事です。いきなりたくさん入れたら痛くなります。
このように、どのような処置をしたら痛みが少なく検査ができるかを意識している病院でおこなうと安心できると思います。
そのためにも、子宮卵管造影検査を受ける前には、まず病院のホームページで詳細な記載があるかを確認しましょう。
ホームページ上で卵管造影検査の詳細な記載があり、それを読んで不安が軽減されるのであれば、その病院では患者さんの痛みの不安をやわらげる意思があると明確に感じ取れるはずです。
卵管造影は“痛い”というイメージが定着していますが、検査自体が痛いわけではありません。卵管の通りが悪い場合に痛いことがあり、検査過程で痛みが増強する時は検査を中止します。
引用元:矢内原医院より
こういう記載があるだけでも受ける前の人達は安心できますよね。
かかりつけの病院が既にある場合は、検査を受ける前に先生に話をきちんと聞いてみてください。子宮卵管造影検査を受ける前は誰しも不安ですので、医師がその不安を取り除けるように説明するのも大切な仕事です。
万が一、何も説明もなく、ただ不安だけが募ってしまう場合は、安心できる病院を探すと言う選択肢も考えると良いでしょう。
子宮卵管造影検査は痛いから怖い!?痛みの過度な心配はしないで!のまとめ
子宮卵管造影検査で痛みを感じるのには原因があります。体質的に卵管に詰まりがある場合と医師の技術によっても痛みの程度が変わると言われています
痛いと思ったら全然痛くなかったという人も少なくないので、あまり怖がりすぎないようにしましょう。怖がらずにもっと早く受けておけばよかったと思う人も結構いるようです。
子宮卵管造影検査後6ヶ月間は、特に妊娠しやすくなりますのでこのチャンスを積極的に活用して前向きに妊活に取り組んでいきましょう。
子宮卵管造影検査は痛いから怖い!?痛みの過度な心配はしないで!のまとめ
- 痛みの主な原因は卵管のつまり
- 卵管に詰まりがないときは、痛みがあまり出ないことも珍しくない
- 医師の技術によっても痛みの大小は変わるので、評判の良い病院を探すのもあり
「子宮卵管造影検査は痛いから怖い!?痛みの過度な心配はしないで!」の補習は以上になります。最後に子宮卵管造影検査をして妊娠できた私が妊娠するために大切にしていたことをお話します♪
さいごに…子宮卵管造影検査で妊娠を目指すなら、間違った葉酸サプリを飲まないことが大切です
最後に少しだけお話しするのが、子宮卵管造影検査で妊娠を目指す人には知っておいて頂きたい、葉酸サプリについてです。
妊活で一番重要視しなければいけないのは、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれる準備をすることですが、これから授かる赤ちゃんが元気に生まれてくるために大切なのは、葉酸サプリをしっかり飲む事だってご存知でしたか!?
真剣に妊娠を目指している方なら、既に葉酸サプリの重要性をご存知かと思いますので、飲んでいない人はおそらくいらっしゃらないはずですが、葉酸サプリは妊娠したい女性は積極的に摂取するようにと、厚生労働省が勧告をしているくらい重要なもので、これだけは最低限はじめたほうがいいものなんです。
諸外国でも日本においても神経管閉鎖障害のリスク低減の観点からは、食事からの葉酸に加えて栄養補助食品からの葉酸を摂取するよう勧告されています。
というのも・・・葉酸サプリを妊娠前から積極的に摂取しておくだけで、赤ちゃんの先天性異常の発症リスクを72%も軽減してくれるんです。
妊娠したいと思ったら、一番最初に始めたほうがいいのが葉酸サプリをしっかり飲むこと。子供を授かってからでは遅いんです。子供が欲しいと思ったときが葉酸サプリを飲み始めるのに最も適したタイミングなんです。
それだけではありません。
葉酸は子宮内膜を厚くしてくれて、妊娠しやすい身体作りをサポートしてくれます。そのような背景があり、国だけでなく妊娠のプロである不妊治療の専門医の先生達も、葉酸サプリは妊娠したいなら必ず摂取するように呼びかけているんです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
葉酸は妊娠を考えはじめた時から服用しましょう。
参考元:浅田レディースクリニック
葉酸は子宮内膜を厚くして妊娠しやすくしてくれ、妊娠後の赤ちゃんの先天性異常の発症リスクを72%も軽減してくれるもので、現在では不妊治療の専門医だけでなく、国も「妊娠したい人は積極的に」葉酸サプリを摂取するように勧告しています。それだけ葉酸サプリというのは、妊娠したいと思う人にとっては最重要なものなのです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
子宮卵管造影検査後で妊娠しやすくなるゴールデン期間に、妊娠を目指すあなたに、是非大切にして欲しいこと。
それは「排卵したチャンスを逃さない」ことです。
排卵しても着床しなければ妊娠は出来ません。着床するには子宮内膜がふかふかな状態になっていなければいけないのです。
妊活中の人は日頃から葉酸サプリをきちんと摂取して子宮内膜をふかふかにしておくことを忘れないようにしてください。これから出会える赤ちゃんの先天性異常のリスクを軽減するためにも、子宮内膜のためにも、妊娠したいと強く願う方にとっては葉酸サプリは何より重要なもののひとつになってきます。
不妊治療も欠かさず葉酸を摂取していた私は、現在では幸いにも妊娠出産し元気な赤ちゃんを授かることができましたが、葉酸サプリはただ飲めばいいわけではありません。
妊娠するために最適な葉酸サプリを飲まなければ意味がないのです。
もしも、いま飲んでいらっしゃる葉酸サプリを真剣に選んでいなかった方、もしくは実はまだ葉酸サプリを飲んでいなかった・・・という方は実際に不妊治療をして出産できた私が妊娠するのに大切だと実感した葉酸サプリの選び方をご覧いただければと思います。選び方だけではなく、不妊治療中、私が実際に飲んでいた葉酸サプリについても少しだけお話しています。
⇒不妊治療を経て妊娠出産することができた私が大切にした、葉酸サプリの選び方の解説はこちらをクリック
※ひよこいキャンパスは、妻のひよこいが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活中の経験から学んだことをもとに作られています。みなさんの判断のもとご参考にして頂ければ幸いです。
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