子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!子宮内膜を厚くするには?
今回は、子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!薄い子宮内膜の厚さを厚くするには?に関するお話です。
妊娠したい!と思ったときに大切なこと、それは自分の身体を妊娠しやすい状態にすることです。子宮内膜の厚さは妊娠するためにはとても重要なこと。子宮内膜の厚さと妊娠について知っていただき、上手に妊活ライフをはじめましょう!
※ひよこいキャンパスは、多嚢胞性卵巣症候群の不妊治療による妊活を経験した妻のひよこいがナビゲートします♪
子宮内膜が薄いと妊娠しにくいってご存知でしたか?
こんにちは!多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活をしていた、ひよこいです。
あなたは、子宮内膜が薄いと妊娠しにくいことをご存知でしょうか。
私も実際に不妊治療による妊活を始め妊娠したときに、子宮内膜が薄いと妊娠しにくいことについて学習しました。
ここでは、私が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活中に学んだ、自分で出来る子宮内膜を厚くするための体質改善について、私が知っていることを全てお伝えしていきたいと思います。
この「ひよこいキャンパス」を読んでいただければ、不妊治療による妊活の末、妊娠することができた私と同じだけの妊活知識やマタニティ知識について知っていただけると思います。
それではひよこいキャンパス、妊娠したい教室補習編「子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!薄い子宮内膜の厚さを厚くするには?」のはじまりです!
子宮内膜の厚さが薄いと妊娠しにくいってご存知ですか?
妊活を始めている人なら、子宮内膜という言葉を聞いたことがあると思います。
子宮内膜というのは精子と卵子が受精し、くっついて出来た受精卵が妊娠するために目指すゴール地点です。受精卵は受精後に卵管という長い管を何日もかけて進んでいき、卵管を抜けた先にある子宮内膜にたどり着くことを目指します。
受精卵が子宮内膜にたどり着いた状態を着床と呼び、これが「妊娠」と呼ばれる状態なのです。
受精卵が子宮内膜に着床するためには、子宮内膜に厚みがないといけません。子宮内膜が薄いと受精卵が着床しにくくなります。そのため、妊娠するには子宮内膜に厚みがないといけないのです。
子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!子宮内膜を厚くするには?のぴよぴよタイム!
なるほどー!たしかに子宮内膜は厚いふくふかのベッドみたいなんだよって聞いたことがあるなあ。薄いベッドだったら受精卵ちゃんor受精卵くんもつらくなっちゃうそうだよね♪
子宮内膜の厚さは少なくても8mm以上欲しい!10mm以上の厚さが理想
妊娠するためには子宮内膜の厚みがとても重要ですが、ではいったい、どのくらいの厚みが必要なのでしょうか。
<子宮内膜の厚さは10mm以上>
子宮内膜の厚さは10mm以上が望ましいとされています。少なくても8mm以上が妊娠成立には必要とされています。8mm以下でも妊娠できる場合もありますが、厚さが薄くなればなるほど、どんどん妊娠しにくくなってしまうといわれています。
子宮内膜の厚さが薄い・・・その主な原因は3つあります
子宮内膜の厚さが薄いのには、主に3つの原因があるとされています。
1.黄体ホルモンの分泌が少ない黄体機能不全
1つ目は黄体ホルモンの分泌が少ない黄体機能不全です。子宮内膜を厚くするには黄体ホルモンがきちんと分泌される必要があります。黄体ホルモンというのは妊娠するために必要なホルモンのひとつで、分泌されることで子宮内膜が厚くなり妊娠しやすくなります。
黄体機能不全により、黄体ホルモンの分泌が少ない状態だと子宮内膜が育ちにくいため、子宮内膜が厚くならず薄い状態になります。それを防ぐために黄体ホルモンの分泌を増やすには2通りあります。
<黄体ホルモンそのものを補充する>
一つ目は、直接黄体ホルモンを体内に補充することです。これは不妊治療や妊活の治療のひとつとしても用いられますが、薬の服用や注射によって体内に黄体ホルモンを補充して薄い子宮内膜を厚くする方法です。
<ホルモンバランスを整える>
黄体ホルモンは、その他のホルモンの分泌バランスによっても変わってきます。そのため、身体の栄養バランスや生活リズムを整えることでホルモンバランス全体を整えていき、その結果、黄体ホルモンの分泌も良好にして薄い子宮内膜を厚くする方法です。
よく、妊娠するためには食事の栄養バランスや睡眠、生活習慣の改善が大切だといわれますが、これはこういった身体の仕組みから言われていることでもあるんですね。
2.年齢
2つ目は年齢です。年齢を重ねることも子宮内膜の厚みが薄い要因といわれています。
必ずしも年齢が上がれば子宮内膜が薄くなるわけではありませんが、傾向としては高齢になるほど子宮内膜が薄い状態になるといわれます。
それは、年齢を重ねると生理による出血量も減る傾向にあるからです。生理というのは、着床に使われなかった子宮内膜が剥がれ落ちる現象ですので、出血量が減るということは、子宮内膜が薄い状態になっているからという見方ができます。
3.血流の低下
3つ目は血流の低下です。血流の低下は子宮内膜が薄い状態になる原因にもなってきます。妊活中は身体を冷やさないようにというのは、よく聞く言葉ですがこれもこういった身体の仕組みから言われていることでもあるんですね。
この場合、適度な運動やお風呂にゆっくり入ることで日常的に身体をあたためる習慣作りが大切になります。
子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!薄い子宮内膜の厚さを厚くするには?のぴよぴよタイム!
子宮内膜が薄い原因はいくつかあるんだね!こうしてみてみると日頃の生活習慣って大事そうだよね♪次は自分で出来る薄い子宮内膜を厚くする方法をお話します♪
実践!自分で出来る、薄い子宮内膜の厚さを厚くする方法
妊活は自分の努力で出来る体質改善がたくさんありますが、薄い子宮内膜を厚くして妊娠しやすくすることについても、自分で意識して取り組めることがあります。大切なのは、身体のホルモンバランスを整えることです。そのためには以下のようなサイクルを作る必要があります。
好循環のサイクルをつくり薄い子宮内膜を厚くしよう!
ホルモンバランスが整うことで、良い卵子が育成され排卵をする
↓
ホルモンバランスが整うことで、黄体ホルモンの分泌が良くなり子宮内膜が厚くなる
↓
良質な卵子育成され排卵することと、厚みのある子宮内膜になることで着床しやすくなる
このサイクルを自分で作り出すために大切なのは、身体をあたためることと栄養バランスのよい食生活です。
身体をあたためる
身体をあたためるのに最も大切なのは筋肉量を増やすことです。筋肉量が少ないと血流が悪くなり身体の代謝が落ち、身体が冷えやすくなります。
そのため日頃からジョギングなどの有酸素運動やスクワットによる筋肉トレーニングを習慣化すると血流がよくなってきます。人間の筋肉の中で一番大きいのがふとももの筋肉です。ここを鍛えてあげることで効率的に筋肉量を増やすことができるのでおすすめです。
効果が出るものではありませんが3ヶ月ぐらい続けると徐々に身体が引き締まり、変わっていくのが実感できるはずです。また毎日お風呂にゆっくり入ってからだをあたためることも忘れないでくださいね。身体を冷えにくくすることで、薄い子宮内膜の厚さが厚くなりやすくなります。
栄養バランスの良い食生活。妊活に不足する葉酸を葉酸サプリで補うことは最重要項目
人間の体の源は食事です。食物の栄養によって人間の身体はできています。栄養バランスが整うことで、ホルモンバランスがよくなり、結果として黄体ホルモンの分泌も活性化され、薄い子宮内膜の厚さが厚くなりやすくなります。
妊娠するために必要な栄養のなかで葉酸は特に重要な栄養素ですが、食生活だけでは補いきれないため葉酸サプリを飲むことを国からも推奨されています。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
私は妊活中に特に子宮内膜の厚みについては注意深くケアするようにしていました。そもそも精子と卵子が出会って受精卵になることはものすごく奇跡のような確率です。その出会いを子宮内膜が薄いことが原因で着床できず妊娠出来ないことになるのだけは絶対に避けたいと思っていました。
私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と呼ばれる人よりも排卵しにくい体質でしたので、よりいっそうその思いが強いのかもしれません。
そんな私が子宮内膜を厚くするのに最も大事だと思っているのが、葉酸サプリの摂取です。
子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!薄い子宮内膜の厚さを厚くするには?のぴよぴよタイム!
普段仕事をしているとなかなか栄養バランスを整えることも運動をすることも難しいんだよね!
子宮内膜を厚くして妊娠に備えたいと願う方は、私が大切にしている葉酸サプリの選び方をご覧くださいね♪
子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!薄い子宮内膜の厚さを厚くするには?のまとめ
子宮内膜の厚さは、受精卵が着床するためにとても重要なものです。不妊治療などでは子宮内膜を厚くするために投薬治療や注射治療などをする場合が多いですが、ベースとなるホルモンバランスは日頃の生活も影響しています。
少しでも妊娠しやすくするためには自分で出来る体質改善も取り入れていくことが大切です。今回の大切なことを3つのポイントにまとめました。
子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!薄い子宮内膜の厚さを厚くするには?のまとめ
- 子宮内膜は8mm以上が妊娠成立に必要
- 子宮内膜を厚くするには栄養バランスの良い食生活が大切
- 子宮内膜を厚くするには身体をあたためるのも大切
- 正しい葉酸サプリの摂取はとても大切
「子宮内膜が薄いと妊娠しにくい!薄い子宮内膜の厚さを厚くするには?」の補習はおしまいです♪最後に私が妊娠するために大切にしていた葉酸サプリについてお話します♪
さいごに…間違った葉酸サプリを飲まないことが大切
最後に少しだけお話しするのが、妊娠したい人には知っておいて頂きたい、葉酸サプリについてです。
子作りで一番重要視しなければいけないのは、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれる準備をすることですが、これから授かる赤ちゃんが元気に生まれてくるために大切なのは、葉酸サプリをしっかり飲んでおくこと。
先ほども少しお話しましたが、真剣に妊娠を目指している方なら、既に葉酸サプリの重要性をご存知かと思いますので、飲んでいない人はおそらくいらっしゃらないはずですが、葉酸サプリは妊娠したい女性は積極的に摂取するようにと、厚生労働省が勧告をしているくらい重要なもので、これだけは最低限はじめたほうがいいものなんです。
諸外国でも日本においても神経管閉鎖障害のリスク低減の観点からは、食事からの葉酸に加えて栄養補助食品からの葉酸を摂取するよう勧告されています。
というのも・・・葉酸サプリを妊娠前から積極的に摂取しておくだけで、赤ちゃんの先天性異常の発症リスクを72%も軽減してくれるんです。
妊娠したいと思ったら、一番最初に始めたほうがいいのが葉酸サプリをしっかり飲むこと。子供を授かってからでは遅いんです。子供が欲しいと思ったときが葉酸サプリを飲み始めるのに最も適したタイミングなんです。
それだけではありません。
葉酸サプリは子宮内膜を厚くしてくれて、妊娠しやすい身体作りをサポートしてくれます。そのような背景があり、国だけでなく妊娠のプロである不妊治療の専門医の先生達も、葉酸サプリは妊娠したいなら必ず摂取するように呼びかけているんです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
葉酸は妊娠を考えはじめた時から服用しましょう。
参考元:浅田レディースクリニック
葉酸サプリは子宮内膜を厚くして妊娠しやすくしてくれ、妊娠後の赤ちゃんの先天性異常の発症リスクを72%も軽減してくれるもので、現在では不妊治療の専門医だけでなく、国も「妊娠したい人は積極的に」葉酸サプリを摂取するように勧告しています。それだけ葉酸サプリというのは、妊娠したいと思う人にとっては最重要なものなのです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
また、子宮内膜が薄いと着床しにくくなり妊娠することができなくなるので、早く妊娠したいと願う方にとっては葉酸サプリは何より重要なもののひとつになってきます。
私も妊活中からずっと葉酸サプリを摂取した結果、妊娠出産することができましたが、葉酸サプリはただ飲めばいいわけではありません。
妊娠するために最適な葉酸サプリを飲まなければ意味がないのです。
もしも、いま飲んでいらっしゃる葉酸サプリを真剣に選んでいなかった方、もしくは実はまだ葉酸サプリを飲んでいなかった・・・という方は実際に私が妊娠するのに大切だと実感した葉酸サプリの選び方をご覧いただければと思います。選び方だけではなく、不妊治療中、私が実際に効果を実感した葉酸サプリについても少しだけお話しています。
⇒多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも妊娠することができた私が実感した、妊娠するために大切な葉酸サプリの選び方の解説はこちらをクリック
※ひよこいキャンパスは、妻のひよこいが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活中の経験から学んだことをもとに作られています。みなさんの判断のもとご参考にして頂ければ幸いです。
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