子宮卵管造影検査の6つの副作用。造影剤アレルギーが原因で起こる副作用も
※ひよこいキャンパスは、多嚢胞性卵巣症候群の不妊治療による妊活を経験した妻のひよこいがナビゲートします♪
こんにちは!多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活をしていた、ひよこいです。
あなたは、子宮卵管造影検査の6つの副作用についてご存知でしょうか?
子宮卵管造影検査は、不妊治療の比較的初期のステップでおこなうことの多い検査の一つです。
卵管が詰まっていると妊娠がしにくくなってしまうため、子宮卵管造影検査をすることで、その詰まりがないかの検査及び詰まりがあった場合は、その詰まりを取り除くことが出来ます。
ここでは、子宮卵管造影検査で起こりえる副作用について詳しくお話したいと思います。子宮卵管造影検査の副作用について知り、不安を安心に変えて妊活に取り組みましょう。
それではひよこいキャンパス、不妊治療の教室「子宮卵管造影検査の6つの副作用」のはじまりです!
子宮卵管造影検査の副作用で注意したいのは、造影剤のアレルギー反応
子宮卵管造影検査の副作用は、発症頻度は少ないのでそれほど心配はいりませんが、検査後に体調が優れないときは副作用の可能性もあるので念のためどのような症状が副作用なのかを知っておくことは大切です。
子宮卵管造影検査で起こる副作用は、子宮卵管造影検査の過程が原因で起こるものと、子宮卵管造影検査で使用する造影剤が原因で起こるものがあります。
1.子宮卵管造影検査の過程が原因で起こる副作用
・腹膜炎
極稀に腹膜炎を発症することがあります。子宮卵管造影検査後は、抗生物質を数日間服用することが一般的ですが、これは腹膜炎を防止するためでもあります。
検査後に処方される抗生剤を飲まずにほってしまうと、腹膜炎を発症する可能性が出てきますので処方された薬は忘れずに飲みきるようにしてください。
・性器出血
子宮卵管造影検査後に、性器からの出血が伴うことがあります。これは数日で収まるので心配はありませんが、痛みがやまず、出血も続く場合は病院に相談しに行くようにしましょう。
・レントゲン撮影による極微弱な被爆
レントゲンは体には影響のない、極少量ですが放射線を使用します。
それによって副作用が起こるわけではありませんが、卵子や受精卵への影響を避けるために排卵期には、子宮卵管造影検査は避けるのが一般的です。
・血栓症
子宮卵管造影検査中に使用する造影剤が、脈管侵入を起こし血栓症を発症することが極稀にあります。その際は、検査を中止しその場で医師により適切な処置がなされます。
2.子宮卵管造影検査で使用する造影剤アレルギーが原因で起こる副作用
造影剤は主成分がヨウ素なので、ヨウ素アレルギーの人は注意が必要です。
・軽度のアレルギー症状:疼痛や発疹
およそ1%位の確率で、子宮卵管造影検査後に、造影剤の影響でかゆみ、発疹、発赤、嘔吐が出ると言われています。数日で収まことがほとんどなので、特に治療の必要がないことが多いです。
・重度のアレルギー症状:アナフィラキシーショック
発症頻度は2.5万人に一人とかなり低いですが、極々稀に重度の副作用を引き起こすことがあります。
アナフィラキシーショックによる息苦しさ、嗄声、血圧低下(ショック)、意識消失、そのほかにも腎不全を匹起こる可能性もあります。
重篤な副作用:息苦しさ、嗄声、血圧低下(ショック)、意識消失、腎不全。発生する頻度は、2.5万人に1人、入院のうえ治療が必要です。
引用元:亀田総合病院より)
重度症状の場合は入院治療が必要になってきます。
アレルギー以外では、造影剤に含まれるヨードが原因で、甲状腺機能の低下が見られることもあります。これは造影剤を入れることで、一時的に体内にヨードが増えすぎてしまうことで引き起こされます。
一時的にヨードが体内に増えたことで、体の中で本来つくるはずの甲状ホルモンの生成をとめてしまい、甲状腺機能が低下してしまうのです。
造影剤には水溶性と油性の2種類がありますが、油性の造影剤は体内に半年程度の間、残りやすくなるので、甲状腺機能の低下は油性の造影剤を使用するときのほうが、起こりやすくなります。
子宮卵管造影検査の6つの副作用のまとめ
子宮卵管造影検査で起こる副作用は、検査の過程で起こる副作用と、使用する造影剤が原因で起こる副作用があります。
いずれも発症頻度は極稀ですので、あまり心配しすぎないようにしましょう。子宮卵管造影検査後、万一具合が悪くなった際には、病院に相談することは忘れずに。
子宮卵管造影検査後6ヶ月間は、特に妊娠しやすくなりますのでこのチャンスを積極的に活用して前向きに妊活に取り組んでいきましょう。
子宮卵管造影検査の6つの副作用のまとめ
- 腹膜炎
- 性器出血
- レントゲン撮影による極微弱な被爆
- 血栓症
- 疼痛や発疹
- アナフィラキシーショック
「子宮卵管造影検査の6つの副作用」の補習は以上になります。最後に子宮卵管造影検査をして妊娠できた私が妊娠するために大切にしていたことをお話します♪
さいごに…子宮卵管造影検査で妊娠を目指すなら、間違った葉酸サプリを飲まないことが大切です
最後に少しだけお話しするのが、子宮卵管造影検査で妊娠を目指す人には知っておいて頂きたい、葉酸サプリについてです。
妊活で一番重要視しなければいけないのは、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれる準備をすることですが、これから授かる赤ちゃんが元気に生まれてくるために大切なのは、葉酸サプリをしっかり飲む事だってご存知でしたか!?
真剣に妊娠を目指している方なら、既に葉酸サプリの重要性をご存知かと思いますので、飲んでいない人はおそらくいらっしゃらないはずですが、葉酸サプリは妊娠したい女性は積極的に摂取するようにと、厚生労働省が勧告をしているくらい重要なもので、これだけは最低限はじめたほうがいいものなんです。
諸外国でも日本においても神経管閉鎖障害のリスク低減の観点からは、食事からの葉酸に加えて栄養補助食品からの葉酸を摂取するよう勧告されています。
というのも・・・葉酸サプリを妊娠前から積極的に摂取しておくだけで、赤ちゃんの先天性異常の発症リスクを72%も軽減してくれるんです。
妊娠したいと思ったら、一番最初に始めたほうがいいのが葉酸サプリをしっかり飲むこと。子供を授かってからでは遅いんです。子供が欲しいと思ったときが葉酸サプリを飲み始めるのに最も適したタイミングなんです。
それだけではありません。
葉酸は子宮内膜を厚くしてくれて、妊娠しやすい身体作りをサポートしてくれます。そのような背景があり、国だけでなく妊娠のプロである不妊治療の専門医の先生達も、葉酸サプリは妊娠したいなら必ず摂取するように呼びかけているんです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
葉酸は妊娠を考えはじめた時から服用しましょう。
参考元:浅田レディースクリニック
葉酸は子宮内膜を厚くして妊娠しやすくしてくれ、妊娠後の赤ちゃんの先天性異常の発症リスクを72%も軽減してくれるもので、現在では不妊治療の専門医だけでなく、国も「妊娠したい人は積極的に」葉酸サプリを摂取するように勧告しています。それだけ葉酸サプリというのは、妊娠したいと思う人にとっては最重要なものなのです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
子宮卵管造影検査後で妊娠しやすくなるゴールデン期間に、妊娠を目指すあなたに、是非大切にして欲しいこと。
それは「排卵したチャンスを逃さない」ことです。
排卵しても着床しなければ妊娠は出来ません。着床するには子宮内膜がふかふかな状態になっていなければいけないのです。
妊活中の人は日頃から葉酸サプリをきちんと摂取して子宮内膜をふかふかにしておくことを忘れないようにしてください。これから出会える赤ちゃんの先天性異常のリスクを軽減するためにも、子宮内膜のためにも、妊娠したいと強く願う方にとっては葉酸サプリは何より重要なもののひとつになってきます。
不妊治療も欠かさず葉酸を摂取していた私は、現在では幸いにも妊娠出産し元気な赤ちゃんを授かることができましたが、葉酸サプリはただ飲めばいいわけではありません。
妊娠するために最適な葉酸サプリを飲まなければ意味がないのです。
もしも、いま飲んでいらっしゃる葉酸サプリを真剣に選んでいなかった方、もしくは実はまだ葉酸サプリを飲んでいなかった・・・という方は実際に不妊治療をして出産できた私が妊娠するのに大切だと実感した葉酸サプリの選び方をご覧いただければと思います。選び方だけではなく、不妊治療中、私が実際に飲んでいた葉酸サプリについても少しだけお話しています。
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※ひよこいキャンパスは、妻のひよこいが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活中の経験から学んだことをもとに作られています。みなさんの判断のもとご参考にして頂ければ幸いです。
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