クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法
今回は、はじめての不妊治療でも戸惑わないための「クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法」に関するお話です。排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)を使用する際に、是非知っておきたいのが、「クロミッドを飲むと副作用で太るのかどうか」ということ。
排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)で太る原因と予防方法について知り、上手に妊活ライフをはじめましょう!
※ひよこいキャンパスは、多嚢胞性卵巣症候群の不妊治療による妊活を経験した妻のひよこいがナビゲートします♪
こんにちは!多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活をしていた、ひよこいです。
あなたは、排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)は太るのかについてご存知でしょうか?
不妊治療を始めると、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を処方されるケースは多いと思いますが、
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと太るらしい・・・
そんなお話を聞いたことがありませんか?
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと太るのは本当でしょうか?
もし太るならどうやったら太るのを予防できるのでしょうか?
私も実際に不妊治療による妊活を始めるときに、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)で太るのかについて学習しました。
ここでは、私が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活中に学んだ排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)で太る原因と予防法をお話していきたいと思います。
この「ひよこいキャンパス」を読んでいただければ、不妊治療による妊活の末、妊娠することができた私と同じだけの妊活知識について知っていただけると思います。
それではひよこいキャンパス、排卵誘発剤の教室補習編「クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法」のはじまりです!
医学的には排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の副作用で太ることはないと言われている
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと太ると感じる人が多いです。
ところが医学的な見解からすると
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むことが太る原因にはなりません。
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の副作用として太るということはないということです。
おそらく不妊治療の担当医に質問しても同じような答えをもらい、なんだかしゃくぜんとしない気持ちになった人もいらっしゃるかもしれません。
「いくら副作用で太ることがないといっても、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲み始めたら太ったのは事実だし・・・・」
そんな思いを抱かれる人も少なくないのではないでしょうか。
クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法のぴよぴよタイム!
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと太ると実感する人はけっこういるよね!?
なんでクロミッドの副作用で太ることはないのに、実際は太ると感じる人が多いのかな!?
なぜ排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)で太ると感じる人がいっぱいいるの?
ではなぜ、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと太ると実感する人が多いのでしょうか。
これにはいくつかの原因があります。
ケース1.卵胞刺激ホルモンの分泌が増えることで太りやすくなる
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)は卵胞刺激ホルモンの分泌を促進して卵子を育てやすくしてくれます。これまで、なんらかの原因で卵子が育ちにくかった人は卵胞刺激ホルモンの分泌が少ないなどの原因があります。
そのため排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと卵胞刺激ホルモンの分泌が増え、ホルモンバランスが正常になるのです。
女性の身体は本来、丸みを帯びようと脂肪を溜め込みやすくなっています。
ところが個人個人のホルモンバランスによっては、女性でも男性ホルモンが多かったりするといくら食べても太らない人もなかにはいらっしゃいます。
こういう方が、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと身体のホルモンバランスが整うことによって、女性本来の脂肪を溜め込みやすい働きをしようと身体が変化するのです。
いままで女性の方でも、たくさん食べても太りにくいと感じてらっしゃったのに、排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)を飲みだした途端、急に太るようになったと感じるのはこういった原因の可能性が考えられます。
ケース2.食欲に波ができて結果的に偏食により太りやすくなる
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の副作用として、食欲不振が起こる場合があります。しかし、その反動として副作用が収まると一気に食べてしまうことがあるのです。
その結果、毎食ごとのカロリーバランスが乱れて、身体が脂肪を溜め込みやすくなってしまうのです。
いずれも排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の直接的な副作用として起きるのではありません。
クロミッドを飲んだ結果、ホルモンバランスが整いこれまで男性ホルモンが多いなどの理由で太りにくかったものが、普通の状態になることで太りやすくなったと感じたり、
また、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)の副作用である食欲不振がおさまったあとに、気が楽になって一気に食べてしまうことで太ることも考えられますが、いずれも直接的な原因ではありません。
医学的な視点では排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)を飲んでも太ることはないといわれるのは、このようなことからと考えられます。
日頃から運動の習慣をもち、身体の筋肉量がしっかりある人は、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲みだしても基礎代謝が多いので、しっかり筋肉でカロリーを消費してくれるため急激に太るということは感じにくいかもしれません。
逆にこれまで運動はしてないけど太りにくいと思ってた人は、それは男性ホルモンが少し多かったおかげで太りにくかっただけかもしれません。その場合は、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲みホルモンバランスが整うことで太りやすくなったと感じる場合があります。
また、副作用による食欲不振が起きた場合も、ゼリーなど少しでも吸収が良いものを食べながら、おさまったときに一気に食べることを控えられるようにすると急激に太ることを抑えやすくなります。
大切なのは日頃から運動を習慣化し、基礎代謝をあげることで太りにくい身体にすること。
食欲不振が収まった際に、一気に食べることを控えることです。
クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法のぴよぴよタイム!
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)そのものに直接太る原因があるわけではないんだね♪
でも間接的に太りやすくなる可能性は考えられるから、太るのを防ぐためにも日頃から、基礎代謝をあげる努力をするのは大切だね♪
クロミッドの副作用で子宮内膜が薄くなることに要注意!葉酸を必ず摂取しよう
クロミッドを飲み始めたら、本格的に不妊治療のスタートです。
ここからは無駄に時間をロスすることなく、出来るだけ早く妊娠できるように頑張っていきましょう。
というのも、クロミッドというのはとても効果的な薬なのですが、飲み続けるとその効果がなくなり、効かなくなってくることがあるのです。
効かなくなってくると薬の投与量を増やしたり、より強い薬に切り替えたりしていかなくてはいけません。当然強い薬になるほど効果も強い反面、副作用のリスクも増してしまいます。
クロミッドを使用しての不妊治療はここが難しいところなのです。
そして、薬の効果が減ってくると同時に、クロミッドの服用で妊娠に重要な子宮内膜が薄くなってしまうという副作用が起こりやすくなります。
子宮内膜は卵子と精子が出会い、受精卵になったあと、最終的に目指すゴール地点です。子宮内膜に無事に到着すると着床と呼ばれ、めでたく妊娠が成立するのですが
このときに子宮内膜が薄くなっているとせっかく到着した受精卵がくっつくことができずに、妊娠しにくくなってしまうのです。
一番簡単で確実な対処法のひとつとして、子宮内膜を厚くしてくれる効果がある葉酸を日頃から必ず摂取することが排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲んで妊娠を目指すには大切なポイントになります。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法のぴよぴよタイム!
排卵誘発剤クロミッド(クロミフェン)は子宮内膜を薄くしてしまう副作用があるんだよ・・・
せっかく排卵しやすくするためにクロミッドを飲んでいるのに、副作用で着床しにくくなるのは絶対避けたいところです。
妊娠を目指す人には食事からだけでは葉酸は足りないから、絶対葉酸サプリが必要なのは覚えておくといいかも・・・(ここだけのおはなし)
クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法まとめ
排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲むと太るのは決して副作用によるものではありません。しかし、クロミッドを飲むと太ると感じる人はとても多いのも事実です。
これは、身体のホルモンバランスが変化することで間接的に太りやすくなったことや、食欲不振がおさまったあとに一気に食べることで身体が脂肪を溜め込みやすくなってしまうことが考えられます。
また、排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)を飲み始めたらその効果が持続しているうちになるべく早く妊娠できる努力も大切です。排卵誘発剤クロミッド(セロフェン、クロミフェン)は副作用として子宮内膜を薄くさせてしまうので、子宮内膜を厚くしてくれる葉酸の摂取は欠かさないようにしましょう。
クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法まとめ
- クロミッドで太るのを防ぐには身体の基礎代謝をあげること
- クロミッドで太るのを防ぐには食欲不振後に一気にたくさん食べるのを抑えること
- クロミッドの副作用である子宮内膜が薄くなることを防ぐために葉酸を摂取すること
「クロミッドで太るのは嫌だ!太る原因と予防法まとめ」の補習はおしまいです♪最後にクロミッドを服用していた私が妊娠するために大切にしていたことをお話します♪
さいごに…クロミッドを服用するなら、間違った葉酸サプリを飲まないことが大切
最後に少しだけお話しするのが、クロミッドを服用している人には知っておいて頂きたい、葉酸サプリについてです。
クロミッドを服用されている方なら、既に葉酸サプリの重要性をご存知かと思いますので、飲んでいない人はおそらくいらっしゃらないはずです。
葉酸サプリは子宮内膜を厚くして妊娠しやすくしてくれ、妊娠後の赤ちゃんの先天性異常の発症リスクを72%も軽減してくれるもので、現在では不妊治療の専門医だけでなく、国も「妊娠したい人は積極的に」葉酸サプリを摂取するように勧告しています。それだけ葉酸サプリというのは、妊娠したいと思う人にとっては最重要なものなのです。
葉酸は子宮内膜の強化や受精卵を作って守るという子宮内環境を良くする効果があります。葉酸は、不妊治療中の女性のみでなく、男性にも飲んで頂きたいサプリメントです。葉酸が不足していると精子の染色体に異常が起こる確率が高くなると言われています。
また、クロミッドは排卵させやすくしてくれる効果がある反面、子宮内膜を薄くしてしまい妊娠しにくくなる副作用がありますので、クロミッドを服用されている方にとっては葉酸サプリは何より重要なもののひとつになってきます。
私も妊活中からずっと葉酸サプリを摂取した結果、妊娠出産することができましたが、葉酸サプリはただ飲めばいいわけではありません。
妊娠するために最適な葉酸サプリを飲まなければ意味がないのです。
もしも、いま飲んでいらっしゃる葉酸サプリを真剣に選んでいなかった方、もしくは実はまだ葉酸サプリを飲んでいなかった・・・という方は実際にクロミッドを服用していた私が妊娠するのに大切だと実感した葉酸サプリの選び方をご覧いただければと思います。選び方だけではなく、不妊治療中、私が実際に効果を実感した葉酸サプリについても少しだけお話しています。
⇒多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも妊娠することができた私が実感した、妊娠するために大切な葉酸サプリの選び方の解説はこちらをクリック
※ひよこいキャンパスは、妻のひよこいが多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療による妊活中の経験から学んだことをもとに作られています。みなさんの判断のもとご参考にして頂ければ幸いです。
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